腰痛の予防と改善には、よい姿勢を意識し、快適に運動して筋力を低下させないこと。
そして、血液の循環を改善して、疲労をできるだけ速やかに回復することが大切です。
ここでは腰痛を楽にする体操をご紹介させていただきます。
目覚めたとき、腰の周りがこわばったように感じることはありませんか?
呼吸に合わせてゆっくりと骨盤をゆりかごのように揺り動かし、全身をストレッチし、さわやかな気分で起き上がりましょう。
左の足首を外側に倒し、ゆっくり膝をまげ、膝を立てます。
そのまま足を滑らせて膝を伸ばしストンと力を抜きます
両膝を立て、右足でゆっくり床を押すと、右の骨盤が少し上がります。
左右交互に足で床を押し、骨盤をゆりかごのように揺らします
天井の方に両手を伸ばします。右手が上から優しく引き上げられるように腕を伸ばします。同時に右足で床を押し、次に左そして右…と小舟のように交互に揺らします
左膝を立て、足で床を押しながら、左手を天井方向から右の方に伸ばし、頭とからだを転がすと、楽に起き上がることができます。 無理せず、転がって起きる方法を知っておくと便利ですたった2分の体操でも、毎日続けるとからだが軽くなり、腰痛予防に効果的です。
両手を上げて深呼吸
タオルを引きながら、体側のストレッチ
タオルを引きながら、からだをひねります
つま先を上げて、かかとをつける
足踏み3回+膝上げ
右足を大きく踏み出して左脚のストレッチ
タオルで「もも」、「膝」、「すね」と叩きながら前屈して、背中をリラックス
ゆっくり起き上がって深呼吸いつも同じ手で荷物を持つ、同じ肩にショルダーバックをかけるなど、体のかたよった使い方は、腰痛の原因になります。
日ごろの体重のかけ方や姿勢に気づき、バランス能力を改善することで、腰痛を予防し、楽に動けるようになります。
おなかを軽く引き締めて、背筋を伸ばし、よい姿勢を
頭が引き上げられるようにして、かかとを上げ、ゆっくりとつま先立ち
両足を開き、交互に片足にゆっくり全体重を乗せる
足幅を狭くし、右足に体重を乗せて膝を伸ばし、左足を上げます。 左右のバランスが良くなります座席に深く腰掛け、背すじを伸ばします。わずかな時間を有効利用して、足腰の筋力をアップし、よい姿勢を保ちましょう。
デスクワークが多いと、血行が悪くなり、エコノミークラス症候群になりかねません。下肢の血行を改善し、筋力アップをしましょう。
足先をしっかり上げておろします下肢の血行をよくし、むくみを解消します。また、すねの筋力をアップしつまずき防止にも効果的
かかとを上げておろします1と同じように血行をよくします。ふくらはぎの筋力をアップして、歩く時の推進力をつけます
片足で床を押しながら、反対の膝を上げます太腿や骨盤周辺を動かして、血行をよくし、足腰の筋力の低下を抑えます
両膝をしっかりつけて、両足を持ち上げます腹筋や骨盤底筋などの筋力をアップします。足を上げたとき、息を吐きますパソコンなどのデスクワークは、頑固な肩こりや腰背痛の原因になります。
30分に1度、椅子に座ったままで、足で床を押し、坐骨、背骨、肩甲骨、頭などを連携させ、上半身をしなやかにしましょう。
【体側しなやか体操】
椅子に浅めに腰掛けます
左の坐骨の下に手を入れ、左足でゆっくり床を押すと、坐骨が上がります。背骨の動きを意識します
左足で床を押し、坐骨が上がったら、頭を左に倒します。左右に背骨がしなやかに湾曲します【背中のびのび体操】
椅子に浅めに腰掛けます
左の坐骨の下に手を入れ、左足でゆっくり床を押すと、坐骨が上がります。背骨の動きを意識します
左足で床を押し、坐骨が上がったら、頭を左に倒します。左右に背骨がしなやかに湾曲します【連携動作で、ふりむき体操】
頭を動かし、どこまで振り向けるかチェックします
左手を額に、右手を後頭部において、手でそっと頭を動かしながら、からだを捻ります
ゆっくり右膝を前に軽く押し出し、同時に左のひじを後ろに引きます
右膝を前に押し出し、左肘を後ろに引いて、ゆっくり頭を回し、目の動きも連動させます腹這いになったり、四つ這いになったりして、背骨や骨盤をほぐしましょう。
【ワニ体操】
うつ伏せになり、膝を床から離さないようにゆっくり曲げて伸ばします
頭を動かし、肩越しに膝を見るようにして、背骨をしなやかに動かします。反対でも同じように行います【ネコ体操】
背中を丸くして背骨を支えている筋肉をストレッチします
よつばいになり、手の位置を変えずにお尻を下します。肩から上背部のストレッチ。首・肩の疲れを解消します
息を吐きながら、よつばいでおへそを覗くようにして背中から腰をストレッチ
息を吸いながら、胸を張るようにして軽く頭を起こし、胸から腹部をストレッチ